ポリヴェーガル理論を知って、私の考え方も周りの状況も自分でもびっくりするほど、どんどん変わっていきました。

 そもそも、ポリヴェーガル理論とは

「ポリヴェーガル理論(多重迷走神経)」
△これはHSPメッセージャーという講座で知りました。
(私はHSS型のHSPでエンパスです。)

私たちの体には、自律神経という特別なシステムがあって

このシステムは、私たちの身体のさまざまな部分をコントロールしています。

ポリヴェーガル理論では、自律神経を3つのグループに分けて考えられている。

・副交感神経 ー 背側迷走神経
交感神経
・副交感神経 ー 腹側迷走神経

上の図の一番下のグループ、リラックス「安全とつながり」です。私たちが安心していて、他の人と繋がっているときに起こる状態。とても幸せな気持ちになる。友達と遊んだり、大好きな人と一緒にいるときに感じるような感情です。一人でいたえも安心できる状態。

上から2番目のグループは「戦う/逃げる」という行動。危険な状況だったり、怖いことが起こった時に起こる。自律神経は興奮し、怒りや恐怖を感じています。何かやりたいことなんだけど、緊張するようなことでも少し気がたかぶると交感神経が活発になるのですよね。

一番上のグループは「シャットダウン」「凍りつく」と呼ばれます。とても強い恐怖や驚き、命が危ないと思うほどの何かが起きた時に起こる状態で、「シャットダウン」によって自分を守っている状態です。

ポリヴェーガル理論は自分がどの状態にいるかによって、何に影響され、どんな行動をとっているのかを知ることができる「安全でつながる」「安心できる場所がある」その状態を作っていくことが最優先なんだと納得しました。

ざっくりですが、ほんとざっくりこんな感じなのでしょうか。わたしがこんな感じで理解しました。

で、このポリヴェーガル理論がなぜに私を救ったかというと・・・

 私も「シャットダウン」してたんだ!

命が危ないと思うほどの危機が起きた時に「シャットダウン」は起きることがわかって、高速で頷きました。今までの自分が肯定された気分になりました。

命の危機はほんとに命が脅かされるわけではないのだけれども小さい時にそんな体験をすると大人になってその時と同じ状況や空気を思い出したとき同じように「シャットダウン」が起きていたんだ。

たとえば、子供の時は親から離れることは命の危機です。一人で生きていけないから、大変だ!となります。それはどんなひどいことがあったとしても、その場から離れるわけにはいかなかった。

だから、自分を守り「シャットダウン」しながら(私は「シャットダウン」の状態を意識を飛ばしていると解釈してます)意識を飛ばして、その場の苦しみを感じないようにしてその状況に対応していく。

理由は人によって様々だと思います。わたしも「シャットダウン」するタイプでした。

この「シャットダウン」状態になると

【普通の状態に戻ることがとっても難しくまわりからわかりにくく、SOSを逃しやすい。】らしく
もー、わたしのことじゃんと思い

【「危険」を感じると、交感神経系は働き「闘う/逃げる」が発動するそして、「安全」だと感じる方へ、すばやく行き来できるようになっているがシャットダウンから「安全」な方へ上手く行き来できるように進化しなかった。】
↑これこれ、これでやっと、自分が理解されたと思った次第です。

 自分を肯定できた

命が危ないと思うほどの危機が起きた時に「シャットダウン」は起きる。

手も足も出ない状態だったんだと、わたしがいけなかったんじゃないんだと自分を肯定できました。

この理論で私の考え方で良かったんだと、自分にもカウンセリングにも自信を持つことが出来ました。

もともと、私はシャットダウンをするタイプでした。自分のトラウマが発動すると頭が真っ白になり、思考が停止していました。その危険な状態から、離れ冷静になると、

「なんで、反論できなかったんだろう?」
「なんで、逃げられなかったんだろう?」
情けない、弱虫、いくじなし・・

自分を責める言葉がいっぱい浮かびました。

誰かに相談しても、追い打ちをかけるように、言われるわけです。

「なんで、怒らなかったの?」
「なんで、逃げなかったの?」
「なんで、助けを求めなかったの?」
「なんで、証拠を残せなかったの?」

言いたいことはわかるし、私のために言ってくれていることもわかる。なにより、自分でもわかってるから、何も反論できない。さらに自己否定が強まるいっぽうでした。

だけど、この、わたしの反応は、神経による制御系の機能でそれによって生き残ってきたんだ・・
あー、それでいいんだ。

何にも出来なくて当たり前なんだと、やっと肯定された気持ちでした。みょーに安堵しました。
あの安堵感は今でも覚えています。

わたしの反応は

・自分の命を守るため
・反射的な反応であり、自分の意志でコントロールは難しかった

原因がわかったら、あとはその「シャットダウン」をコントロールする方法を見つけていくことでした。
でもこの辺りから、トラウマの解消方法が見えてきたのでした

 トラウマを解消していくために

「シャットダウン」から、抜け出す方法を自分の体感を元に兆しが見えてきました。その前からいろいろ試してはいたのですが、ここからは急激に自分を理解していきました。

「シャットダウン」はどんなときに起きるているのか、トラウマを無意識で思い出した時に身体が反応する。

「危険」と「安全」の整理が必要になってきました。「安全」を認識するにはどうしても人との交流が必要になる。

ひとりでは「安全」を認識できない・・・

頭では理解できる。
だがだが、トラウマは積み重なっていけばいくほど、やっかいなことに人間不信になっていく。ましてや親とのトラウマは更に人間不信が強くなる。そうすると、人との関りを持つことを避けるようになる。

仕方のないことだと思います。信用したい人に裏切られてるわけですから。そんな、辛い状況でも、人と関わらないと改善されないということはしんどいことです。過酷なことです。それでも、人は人とのつながりを本当は持ちたいと願い、安心したいと心の奥底では思っているのですよね。

この矛盾とも自分の中で闘ってるのかもしれない。
「シャットダウン」する原因は必ずあるし、
「理由」はそれぞれに必ずある。

その「理由」は自分だけでは、なかなか見つけにくいかもしれない。

相談できそうな方や安全な場所や安全な集まりなどを見つけるのもひとつの方法かもしれない

「安全で平和な世界で幸せに生きるんだ」ここ大事!

と心に決めた時、信頼できる人と繋がることができるのかもしれない。そこから安心安全な場所があるんだと、気が付いていけたらそれが、トラウマを解消していくための最初の一歩になります。

わたしはそうやって、時間をかけてトラウマを解放していきました。

そんなトラウマを解消していった私の実体験を元に伝えています。敏感繊細・霊感が強い方には向いています。
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